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ズーム(ZM.US)は、第3四半期決算で小幅な伸びを発表した。売上高は前年同期比3.2%増の14億4000万米ドルで、予想の11億2000万米ドルを上回った。同Web会議システム会社、調整後1株当たり利益は1.29ドルで、これもウォール街の予想を上回った。法人向け売上は前年比7.5%増の6億6,060万米ドルとなり、ズームの成長を主な牽引となった。一方、オンライン収入は2.4%減少した。
ズームのエリック・ユアン最高経営責任者(CEO)は、下記を述べていた。第3四半期の決算について、第3四半期は、ズーム・AI・コンパニオン(Zoom AI Companion)などの革新的な機能でズームのプラットフォームを強化したことで、予想を上回る収益ができた。また、顧客と従業員の貢献度を高めるためのプログラムも大きく進展があった。さらに、オンライン事業は、顧客の利用率が向上し、新しいAI機能の利用が増加したことで、プラットフォームの全体的な価値が強化され、非常に好調な結果となった。エリック・ユアンCEOは、年間収益と非米国会計基準の収益性を向上させることが可能であることを強調した。
今期について、ズームは、総収益が11億2500万ドルから11億3000万ドルの範囲で、1株当たり純利益がアナリスト予想の1.09ドルを上回る1.13ドルから1.15ドルに達すると予想している。通期では、総収益は45億600万ドルから45億1100万ドルの範囲に、1株当たり利益は4.93ドルから4.95ドルと予想されている。この決算が発表後、ズームの株価は2.93%上昇した。過去4週間で、株価は合計7.97%の上昇となった。
(米ズーム株価 月間チャート)
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